その身長で?宇野昌磨はかつてのトップスケーター、高橋大輔にそっくり!?
私は29歳の男性です。
私はフィギュアスケートをテレビでしか見ることはありませんでしたが、ある時ニュース番組でジュニアの世界選手権を見たときに宇野昌磨の存在を知りました。
ジュニアで四回転を飛んだと聞いて、羽生結弦という畏怖すら感じる選手の下にこんなすごい選手が出てきたと、ワクワクしたのがきっかけで好きになりました。
まず、私は彼に対して凄いシンパシーを感じました。
それは私と彼の身長がほぼ同じだったと知ったからです。
初めて彼の演技をテレビで見たときは、あれっとは思いましたが感心していたためよくわかりませんでしたが、その後彼の演技をよくよく見てみれば、男子のフィギュアスケートでは見たこと無いなと思うほど背が小さいなと気づきました。
更に彼の演技を見ていると何故かなんかこれ見たことあるぞと感じました。
そして、思い出したのは高橋大輔でした。
私は過去のフィギュアスケートの映像をテレビで見た感想として、それぞれの時代にはそれぞれ様々な選手が存在し、例えばプルシェンコとヤグディンのライバル関係のような流れ、四回転を飛ぶことがフィギュアスケートだというプルシェンコからの羽生の流れ、そうではなく演技の完成度で勝負したライサチェックからのパトリック・チャンの流れなどがあると感じています。
そのなかでも私が好きなのが高橋大輔でした。
四回転に挑みながらも特にそのステップは流麗であり、艶やかでした。
そして、宇野昌磨の演技はそれを踏襲しながらも高橋大輔の先に行こうとするものであると演技を見て確信しました。
4回転ジャンプのフェルナンデスやパトリックと対等に戦う宇野昌磨
それから私は彼の演技が好きになりました。
彼がシニアへ参戦した頃日本人の選手では羽生結弦がトップでその下が無良選手、村上選手などの有力な選手のグループがありました。
特に羽生は、その頃は地方大会で二位や三位であっても最終的には次の決戦となる大会では殆ど勝つほど強かったと言う印象しかないほど圧倒的でした。
一方の宇野昌磨はまだ世界の大会では勿論相応の実力はありましたが、優勝できる実力には行ってはいないと言う印象でした。(日本人選手の中では既に二番手の選手でしたが)
しかし、国際的な大会を見ていて明らかにそのレベルが上がっていることは目に見えていてました。
フリーで190点なども出していたり、シニア参戦でグランプリファイナルで表彰台に上ったりと、羽生は別としても凄いなと思っていましたが、翌年のシーズンではとうとう200点に迫る得点を出しました。
四回転も三度決めたりとこれは羽生選手もうかうかさていられないなと思っていましたが、四体陸では得点も高かったですが、特に四回転ループを初成功したときには思わずオオッという声が出てしまいました。
まあミスもあり優勝出来ませんでしたが素晴らしい演技だったと思います。
この時ぐらいからだと思いますがフェルナンデスやパトリックと言った選手の他に、羽生や宇野などの体格に近い中国の四回転ジャンパーのボーヤン・ジンや、アメリカの四回転ジャンパーのネイサン・チェンなど続々と四回転ジャンプを複数使いこなす選手が現れて、正に四回転ジャンパーの群雄割拠の状態だなと思ったのを今回これを書いていて思い出しました。
また、冷静に見ても羽生は異次元だと思いますが、それにしたって得点が恐ろしいことになっていると思いました。
確か高橋大輔が出したギネスの得点では、今では絶対に表彰に上がれないはずなのでどう言うことなんだと言いたくなります。
この後にさらに宇野昌磨は300点を三回出し、とうとう宇野も300点台の住人になったとしみじみと思いました。
平昌オリンピックで世界を相手にどう戦うか?宇野昌磨の活躍に期待
平昌イヤーである今シーズンになり宇野は本当に安定した結果を残せる選手に進化したと思います。
今回のオリンピックでは間違いなく300点が必要ですが、全日本、グランプリファイナルでは点数は伸びませんでしたが、その前に300点を五回連続というあり得ないことを成し遂げ、四回転も五回成功など間違いなく表彰台に上がってくれるだけの実力を示しています。
現在羽生は残念ですが戦力外であると思います。
勿論羽生という選手がこのままで終わるとは到底思えませんが、日本としてはピンチだと思います。
しかし、日本には宇野昌磨がいます。
必ず例え羽生が万一出られなかったとしても優勝してくれると思います。
というか本当に本当に優勝お願いします!!!!
メディアの取材では背の低い童顔の可愛い一面が見えていると思いますが、演技しているときの彼はメディアの時とは全く違い緊張のある表情でジャンプも素晴らしく特にステップは最高です。
オリンピックでは背の低さを感じさせず、むしろ大きさを感じさせて表彰台の頂点を期待します。